小回り君はただ今「フカセでチヌ! チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣り」で活動中です。ゲレンデに雪が有る時以外は、チヌ釣りをして養殖業に勤しんでいます。
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2001年1月の滑走日記
2001年1月21日
滋賀県奥伊吹スキー場 URL-http://www.okuibuki.co.jp/
天候:晴れ
お題:私の電池はマンガン電池
どうしましょう。「風邪ばっかりもらってきてもっといいものもらって来い」と医者に言われる始末・・・とほほ。
滑走レポート上げるのもままならない状態で、今月は4日しか滑っていません。練習という練習なしでこのままスノーパルの検定ツアーに参加して果たして大丈夫なのでしょうか。
(検定ツアーといっても1級は受けませんよ。念のため、ははは。)
今回も前回に引き続き、Verticalです。
- 実は前日、結婚式の披露宴&2次会に出て、結構へろへろでした。お得意のビデオマンで張り切りすぎました・・・風邪も治ってないのに。
- 奥伊吹ぐらいではちょうどいいだろうという時間に出たはずなのですが、前日からの大雪で名神はバラバラ状態。15分ほどまったく動かなかったり、意味なく流れが遅くなったりともう最悪の状態でした。
- 本当は時間に余裕があれば、コストダウンのために瀬田あたりから下道でエンヤコラと行くつもりでしたが、高速使ってもいっぱいいっぱいでした。
- 相変わらずシングルリフトとおそーいペアしかないリフトたちを乗り継いでとりあえず天狗岩を目指す。ぉ、結構しまったよい雪のように見えるぞ。ここんとこフカフカの雪しか滑ってなかったので楽しみでした。
- 山頂は結構風が強くて、寒かったです。風がまともに当たるので雪が余り付いていませんでした。吹き溜まりにはパウダーらしき雪が・・・・有ったのでとりあえず入ってみたけど、やっぱり白馬のような軽い雪ではなかったので滑りにくいったらありゃしない。
- そうだそうだ、こんなことだけをするために滑りに来ているのではないので、とりあえず前回オーナーに教わった立ち上がる方向を気にしながら、スキッドのミドル~ロングターンをやってみる。
- やっぱりターン導入部分が非常に短くなったので、山廻り部分で非常に余裕が出てきました。多少の雪面状況の変化ぐらいでは何とも無くなりました。
- 次はコブにチャレンジしてみました。今期はまったくコブを滑っていなかったので、初挑戦です。
- 正月に感じていた右ターン(左外足)のとき、どうしても荷重が左足に乗らないのは変わりませんが、スキーの向きを無理やり変えながら何とか1本目はクリアしました。
- 2本目も同じ感覚で、スキーを無理やりコブに合わせながら何とか降りる。普通の人が見たら「上手ですねー」と声をかけられる(事実、オジサンにそう言われた。その人も結構上手かったけどね。)ぐらいなんですが、昨シーズンの八方のあのコブの壁を舐める感触じゃないので、いまいちしっくり来ません。
- 同行したNJ君にも聞いてみたけど、普通に降りてますよの答えでした。
- コブ下のトイレに行って、1ラップしてまたコブにチャレンジする。リフト横の深雪が私を呼んでいたので、行ってみました。1回目はちょろっと入って止めて、コブの吸収と横滑りの練習に変えました。
- 2回目はリフトも人がいっぱい乗っていてので、ここは是非やっておかないと師匠に怒られそうなので、深雪ショートGo!
- 最初いきなりコケましたが、その後はリフトからの視線を感じながら重たい深雪を流す。いやー、目立つって気持ちいいもんですね。
- 下半分のコブは相変わらずどうも乗れなくて、ちょっと失敗するとすぐ暴走する始末。でも、ここでひとつ発見しました。グッギーも言っていましたが、前傾ポジションをキープするよりは、着地の瞬間は後傾のほうが楽ですね。(そんなことをやる余裕がある自分にもびっくりしましたけどね)
- 根本的に何かおかしいし、電池が弱ってきたので、コブ斜面の裏手から天狗岩方向へのリフトへと降りていきました。
- 山頂のブナ林にもパウダーゾーン(に見えた)があったので、行ってみた、が、とても滑れる代物ではなくてすぐに爆発してしまいました。湿気た雪は想像以上に冷たくて、気分が悪くなってしばらくその場で倒れてしまいました。まぁ、風邪が完治していないせいだと思いますけどね。
- すぐに諦めて、昼ご飯にするために一気に降りる。相変わらずロングターンは快調なんですが、ミドル~ショートはどうも調子に乗れません。
- しゃくなげをショートターンのみで降りましたが、どうも・・・ねぇ?エッジの感触は伝わるのですが、どうしてもピンとこないんですよ。
- 焼肉ランチは1200円でとっても食べ応えがありました。眠たかったので、私はしばらく眠ることにし、NJ君は一人で滑ってもらい、1時半に待ち合わせということにしました。
- 30分ほど記憶がなく、だいぶすっきりしたので、待ち合わせまでに1本滑っておこうと思って杉の木、栃の木を1ストップで降りてみました。
- 目的は、超高速ロングターンだったので、斜度のきついところのみ集中して滑りました。
- じつは、この前の白馬では、Verticalでカービングターンが全く出来なかったのです。だからあえてコメントしなかったのです。オーナーの注意どおり、立ち上がる方向が合っていれば、Verticalでも出来るはずだと確信していたので、かなり気合を入れて挑戦しました。
- 出来ました。それもかなり荒れた雪面状況にもかかわらず。奥伊吹には、みんな順番待ちをして、一人ずつ滑っていくバーンがあります。栃の木の下から見て右側の急な方です。
- 左右いっぱいに幅を使ってターンをする気持ちのいいこと・・・だけを考えていてはいけません。一応自分のシュプールを見てみましたが、どれだかわかりません。
- NJ君と合流して、また同じコースをチャレンジしました。NJ君は暴走癖があり、見ていて非常に危険な匂いがします。しかし、本人はそれが楽しいらしいです。あぁ、何と言うことを・・・
- 「危なっかしいから少しコントロールして降りようよ」と助言するとちゃんとできるではないですか。NJ君が先に降りているので私の滑りも見てもらいました。
- そんなに不自然ではないそうです。内足の位置は結構気にしているので聞いてみましたが、自然な位置にあるとのことです。シュプールは外足の分だけくっきり残っていました。ほんとにビデオカメラがほしかったです。
- もう1ラップしたので、今度はカービングのミドルターンで降りてみようと、やっては見たものの、リズムとスピードが自分の限界を超えてしまったので大暴走した挙句、コケて30mほど滑落してしまいました。
- 緩斜面に差し掛かる手前だったのが幸か不幸か、ひっくり返った亀のようにスノーボーダーが止まっているところに突っ込んでいって、危うく板で刺しそうになりました。
あのときのボーダーさんたち、ごめんなさい。m(__)m - 明らかに電池切れでしたね。この辺で止めておけばよかったのですが、またまたロングターンをやって滑っているのは耐えれても、止まることが出来ない始末・・・まさに迷惑の代名詞。
- 高速系をやったら今度は人を殺めそうなので封印して、ちょうどいい大きさに成長した天狗岩のコブへと向かいました。
- 相変わらず上のほうは風が強くて、リフトがちょくちょく止まっていました。ま、八方ではまったく問題がないぐらいの風ですがね。
- コブだらけなので、気合は入っているのですが、どうしても左足に乗れなくて、右ターンの終わりでいつも破綻してしまいます。
- NJ君に聞くと、「問題ないですよ。安定してますよ。」としか返ってきません。本人は必死こいて乗れない理由を探っています。左足のみで緩斜面のギャップを滑ったり、「引くターン」をやってみたり、横滑りやったり・・・と、でも、よく考えると、コブの中でいろんな事しながら降りることが出来るようになっただけでもかなりの進歩です。
- 見つかった原因は、左ターンの仕上げから右ターンに入るクロスオーバーの部分で、体が遅れていることでした。見つけたところでそれを直す体力がもう残っていませんでした。あと、少しエッジングが弱いのでスピードコントロールが不完全であるのもわかりました。諦めてボーゲンで降りたコブが一番しっくり来ました。
- 電池切れ・・・まさにその言葉がぴったりの状態になったところで、お開きにしました。それでも休憩は1回だけで朝から晩まで滑っています。
帰りは心配された渋滞もなく、2時間ちょっとで大阪まで帰ってきました。その日、家に着いて体温計を見て喜んでいたのですが、3日後38度の高熱に再び襲われて、同僚&上司には「有給消化率高いね」と言われ、医者には「風邪引きすぎ」と怒られ&点滴攻撃を受けました。
名誉のために言っておきますが、私が不摂生のときに引く風邪は鼻と、リンパ腺が腫れる風邪で、今回のように扁桃腺が腫れるような風邪は記憶の限りありません。いつもと勝手が違っているので医者に行くのも遅れました。
さて、まとめますか。
- 体力を激しく消耗する滑りはどこかに無理があるはず。
- ミドル~ショートターンの練習量が足りない=リズムを早いものへと練習項目を変えていく。
風邪のせいも有るかも知れないので、1.についてはそのうち分かってくると思いますが、早いリズムに関しては今期まったくと言って練習してないような気がします。
スピードに対してはかなりの抵抗力がつきましたが、細かい技術の部分・・・逆ひねり、回旋、下半身の内傾角・・・そうか、ポジションが少し高いのかもしれません。
また、低速系の練習量も少ないような気がします。
次はどこに滑りにいけるかわかりませんが、出来れば低速系からリズムの早いものを練習していこうと思います。
2001年1月2日~4日
長野県 白馬地方
お題:自然をなめると痛い目に遭う
ひそかに今回からお題目をつけるようにしました。課題の無い練習なんておかしいですからね。しかしながら初っ端からスキーとは違うお題がついています。
去年より始めた白馬三山ツアー(勝手にそう決めた・・・アルペンリゾートの3ヶ所をすべて回る)を今年もやりました。
それはさておき、今年はなんと言っても寒かった。ずっと吹雪で師匠たちはパウダー天国だと喜んでいました、が、それだけ雪が降るということは・・・どうなったかはあとのお楽しみに。
1月2日
栂池高原スキー場
天候:雪
マテリアル:Dynastar 4x4Vertical (178cm)
- 去年よりパワーアップして、「5時半に梓川集合」だけで集合した懲りないチームチキンレースの面々(以降、TCRとする・・BBSでT先生がTTRと書いているが、どう考えてもTCRです。) は、大町の渋滞ももろともせず白馬のアコースティックを目指しました。
- 「7時半にはつきます」とか言ったのに実際アコースティックについたのは9時前でした。1時間の休憩をはさんで8時間もかかってしまいました。
- そんなこんなで、いつものとおり、初日は栂池で体慣らしをする・・・当日までまったく滑っていなかったのは師匠と、Oさん、そして我が弟でした。
- いざ滑り出すと、予想以上に みんなハイスピードについてきます。特に一番やばいはずのOさんがそんなに遅れずについて来ます。
- 栂池だから、いろいろ練習できるはず・・・と期待していったのですが、いかんせんずっと降り続く雪のために雪面状況は最悪、言い換えるとそこら中にパウダーエリアが広がっているのです。
- 山頂までリフトを2本上って1本降りる(♪3歩進んで2歩下がる♪・・・ではない)で、体を温めながら山頂のハンの木までたどり着くと、斜面の端っこは40cmほどパウダーが積もっていました。
- 師匠たちがそれを見逃すわけがないので、とりあえず私もそこへ突撃しました。
- やっぱりまだ積もり足りないようで、ターンのマキシマムの時、下の硬い雪にあたります。それでも楽しかったので3本ほどそこを滑りました。
- 言い忘れていました。今回、昨シーズンの終盤に購入して暖めておいたニューマテリアル「DYNASTAR 4x4 Vertical 178cm ('00モデル)」の初使用でした。
- まだ板になれていないせいか、カービングターンはできませんでしたが、ズレのコントロールは非常にやりやすくて、また、今回のような悪雪でも非常に安定して滑走できます。エッジの感覚も良く伝わってきます。いいっすよ、これ。
- 師匠は、K2の「スコーチャー(188cm)」を格安でGetしていたので、それと交換してみました。師匠は「この板(スコーチャー)はしんどい。」と言っていましたが、何の事はない、Verticalよりちょっと返りが強いけど、乗りやすい板で持ち主よりも快適に滑っていました。
- よく考えたら、自分でもびっくりです。今までそんな長い板履いたことも無いのに平然とパウダーやコブを降りているのが信じられませんでした。
- そのまま馬の背を降りて、お昼ご飯タイムへ・・・みんな寝てないので相当お疲れの様子です。
- 昼飯後は、チャンピオンを3~4本、リフトの視線を感じるためにパウダーゾーンを選んで滑りました。この辺まで来てやっと、左足に乗れていないのが感じられ始めました。あんまり寝ていない時っていつもこんな感じだからあまり気にしませんでした。直そうとしても寝不足の時は絶対に直らないのを自分でわかっていましたから。
- その後師匠を含めTCRのおじさん組はレストハウスで休憩・・若者組はさらに滑っていました。年の差なんて3つぐらいしかないのにね。え?私はどっちかって?ご想像にお任せします。
- 相変わらず降り続く雪・雪・雪・・・レストハウスから出るのが嫌でしたよ。まったく。
- 寒いので、ゴンドラに乗って一気に山頂へ向かう。あまりにも長くて、寝不足のためか、乗り物酔い状態になってしまいました。ぉぇ~~。
- 結局最初から最後までほとんどパウダーしか滑りませんでしたので、練習という練習はできませんでした。ま、パウダーを滑ることでバランス感覚を磨いたということにしておこう。楽しかった。
その日の晩は確か8時ぐらいに寝たような気がします。ZZzz..
1月3日
八方尾根スキー場
天候:雪
マテリアル:Dynastar 4x4Vertical (178cm)
朝起きると我が愛車の影がまったく見えないぐらいに積もった雪。昨日「明日は7時に起きて、8時には出発するぞ」と一番元気だった師匠が、食堂から見える吹雪を見て冷めていました。いつもそうなんですけどね。
結局ゲレンデについたのが10時過ぎでした。
- 国際の下のリフト件売り場が様変わりしていました。連絡バスの乗り場なんかもできていました。リフトもパノラマの下まで一気に行けるように変わっていました。どうせなら高速ペアにしてくれりゃぁいいのに。
- パノラマを上ったところで、猛烈な風が私たちを襲いました。立っているのがやっとで、視界は50cmぐらいしかありません。風にあおられてT先生がこけていました。
- 2分ぐらいですか、しばらくして視界が開けたので1本リーゼンを降りて、黒菱へ向かいました。さすがにリーゼンを結構なスピードで降りると疲れます。
- 雪のついていない黒菱はいつもと景色が違って、どこを下りたらいいのかわかりませんでした。結局リフトを目安に降りました。
- ここもやっぱりパウダーでした。みんなギャーギャー言いながら降りてきます。
- そのままスカイラインに下りましたが、やっぱりスカイラインもパウダーでした。ちょっとパウダー&ショートターンばっかりで飽きてきたので、パウダーの上でロングターンなんかやってみました。
- はっきり言ってショートで降りるほうが楽です。ロングターンは結構神経を使います。
- 3本ほど滑ってお昼ご飯Timeです。あんまり練習してないなー。
- 3時半までフリータイムということで、皆適当に休憩しながら自分の滑りをしていました。
- 私はもうパウダーエリアは満腹なのでスカイラインの本コースのほうで基礎練習をしました。
- プルークボーゲン、シュテムターン、パラレルターン、そしてズレをなくしたパラレルと順番にやったりしていました。
- なんだかスキーってこんなもんだったけ?とか思いながら滑っていました。自分でも良くわからないんですが、爽やかに(基準は何?)滑れているらしいのですが、なんだか消化不良です。
- 結局、あまり練習もしないで、タイムリミットが来ました。兎平、パノラマ、国際と降りたのですが、周りが思うほど本人は満足の滑りではありませんでした。
その日は遅くまでワインを飲みながら盛り上がりました。オーナ、ご馳走様でした。
1月4日
白馬岩岳スキー場
天候:雪
マテリアル:SALOMON SUPERAXE EQUIPE3V(168cm)
この日は、オーナーと名古屋から来たYさん達と一緒に合宿≒修行を行いました。
オーナーに2級を認めてもらって初めて白馬の1級にチャレンジできる・・・そう思って、このオフシーズンもがんばってきました。
私たちを岩岳に下ろし、オーナーは次の送迎のために宿に一時戻りました。相変わらず降り続く雪・・・
- Yさんたちは、どうやらこれから1級を取る人達らしいです。大阪府連の1級受験レベルは見ているのでそれよりは上手いだろうと思っていたら、それどころか強烈なスピード&安定感です。
- ぇ?これで2級ですか?うそでしょ?大変です。白馬の1級というのは・・・伊達ではありません。今の自分の全開以上で演技をしなくてはならないわけですから・・・まだまだ遠いです。
- それでも何とかついていこうとがんばってやってみましたが、岩岳はさすがに斜面が難しいのでそうも簡単には行きません。幾度となく暴走・爆発直前まで行きました。
- 3~4本ほど滑るとオーナーが到着しました。例のごとく「じゃー、ついてきて下さい」のお言葉・・・「最初はずらして、あとのほうは切って行きますよ」
- 予告どおり、最初は普通の・・いや、結構鋭いスキッドから、だんだん角を立てていくと、もう2ターンぐらい先に行ってしまっています。
- やっぱり強烈です。へこみまくりです。
- お次はプルークボーゲンの展開でした。最初はずらして、後は角を立てて切っていきましょう、と先ほどと同じお言葉でした。
- ボーゲンでも速いの何の。やっぱり別格です(当たり前か)。
- 乗る位置が不安定だという指摘を受けました。感覚的にはおかしい感じはしているのですがどこがどう悪いのか良く分かりません。
- そんなこんなで切ったプルークをあと2本ほどやって、山頂から降りる途中に第1の試練・スキッディングのロングターンを見てもらった。
- 演技途中は「うぁ、最低ーだ」と思うくらい全然乗れていません。全然荷重できませんでした。
- それを見てオーナーの一言「立ち上がる方向が間違っているよ。重力に対して平行に立つのではなくて斜面に対して垂直に立つんです」。そういえば去年もこの台詞を聞いた気がします。
- そのあとも、「じゃあ、ついてきて下さい。」と言われてついて行こうとして限界で飛ばすけど、ギャップだらけの斜面でびびりまくっている私を振り返って観察する余裕のあるオーナー・・・確かに去年よりはついて行けるターン数が増えたことは増えました。
- そのあと、いろんな斜面を滑りましたが、あまり良く覚えていません。ただひたすら体を下に落とすことのみに集中しました。
- オーナー&Yさん達と別れて、鬱憤のたまった師匠に付き合い(?)、パウダーエリアへ突撃しました。この後に起こる悲劇も知らないで・・・
- 日陰ゲレンデの一部分が結構なパウダーで、前日までとは違う滑り方・・・結構板を回すようにしていたのをやめて左右に飛ぶような感じに変えました。
- これは当りで、爽快でした。「爽やか君」の私に比べ、師匠はパウダーの中でショートの周波数を上げていました。何だか私と正反対のことをやっています。
- そのあとも、オーナーの指導が効いたのか板が面白いようにコントロールできるようになりました。あまり大きな声ではいえませんが、ミドルやロングターンをしている時は気分は「柏○義○」でした。
- 切り換え動作の時に意識して次のターンインサイドに体を持っていくようにすると、板が勝手に体の下を通過してすぐに荷重できる状態のところまで行っちゃうんです。でも、意識は体を動かしていても、実際の視線は頭の位置があまり変わらないところで滑っています。つまり、頭を支点に振り子的な感触でした。実際どう滑っているのは誰も見ていないので早くビデオを取ってみたいもんです。
- 立ち上がる方向を変えるだけでこうも変わるものかと、ミドルのカービングなんか出来なかったのに出来たのが嬉しくって気持ちよくってもう最高でした。
- 気持ちがいいまま滑走終了とする。
オーナーが迎えにくるなり、「中央道は雪で通行止めで、北陸道は地震で通行止めだよ。」との一言。
焦った私たちは準備もそこそこに、アコースティックを後にしました。北陸道周りなので栂池のほうから回ったのが最後、我が愛車は上りでスタックしてしまい、結局脱出するまで2時間かかりました。あらゆる意味でとても寒かったです。TCRの皆さん、ごめんなさい_(._.)_
帰ってから早速、チェーンと、プラスティックシャベルと、雪落しと、車止めを買ってきました。
でも、中央道の通行止めはすぐに解除されたらしく、名古屋のYさん達は11時には家に着いたそうな。私たちは朝の5時だったのに・・・「急がば回れ」も今回は間違いでした。
はい、では今回のまとめに行きますか。
- ターンの切り換え時、必ず斜面に対して垂直に立つこと。
- 備えあれば憂いなし。自然を甘く見るな。
はっきり言って今期は行く度に、何かスキー以外のことで大失敗してしまいます。次は何をしてしまうのだろうか?
ちなみに、オーナーは私の滑りを見て、「去年は見れたものじゃなかったけど、今年は全然ましですよ。あとは細かいところです。」とおっしゃってましたが、スタックした方が恐ろしかったので頭から飛んでいってしまっています。
しかし、そんなひどい状態で通る2級と言うのも・・・ねぇ?