小回り君はただ今「フカセでチヌ! チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣り」で活動中です。ゲレンデに雪が有る時以外は、チヌ釣りをして養殖業に勤しんでいます。
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2001年4月の滑走日記
2001年4月15日
岐阜県 高鷲スノーパーク
天候:晴れ
いやー、この時期になると雪のあるところを探すのが大変です。ゴールデンウィークにはアコースティックに行くので白馬以外だと本当に北海道ぐらいしかないんですよね。
え?月山があるって?あれはもっと後でしょう。
余談はさておいて、今期2箇所目の初物スキー場です。昨シーズンオープンしたばかりなので、施設&リフトとも最新鋭です。
今回のお題はなんにしようかな?やっぱり前回と同じく
お題:雪面を捉え続けろⅡ
が妥当だと思います。ショートターンスペシャルⅢでもいいんですけどね。
- さてさて、シーズン最終も近づき資金も底をつき始めたので貧乏スキーということにしました。高速は栗東まで乗ってそこから下道を延々・・・といっても5時間でついたら結構早いと思います。
- 3時間ほど寝て、目が覚めると車の中はアツアツ状態になっていました。すごく日差しが強いの何の。
- 見た目雪は有りました。しかしざくざくのカキ氷です。色も茶色で汚いし、花粉はいっぱい飛んでて目は痒いしくしゃみは止まらないで、もう、大変。
- それでも試運転ということでオープンしているコースを2本ほど流して撮影開始。
- まずは普通のパラレルです。結構よく滑っていると思うんですが、左ターンの導入で少しミスをしています ⇒ takasu-long.rm(227,672Byte)
- 次はショートターン・・・雪面から板を離さないように常に気をつけているのですがショートターンでも板を浮かしてしまうとバランスが悪いというか滑りにならないのがわかってきました ⇒ takasu-short.rm(259,600Byte)
- しかしながらなんとも気持ちの悪い滑り方をしているのでしょうか?もう少し動きの中心を膝の方にしたいものですが、どうやら筋力が無いとそうはならないらしいですねぇ。
- ストックワークも中途半端でリズム感が乏しいのです。おぉ、これで来期のオフトレの目標が決まったようなもんです。早いリズムに対応するために全体の筋力アップをしないとダメですね。
- 一月前の試乗会の悲惨なショートターンに比べたら雲泥の差で、特訓の成果は見られるのですが前回から余り進歩が無いように思われます。まあ、毎回毎回大化けするわけも無いのでしばらくこのまま同じ練習を続けて見ます。
- 一日中カメラを回しつづけてお見せできるのが以上2つです。あぁ、早く上手くなってテープの無駄をなくしたい。けど、上手くなったら別にビデオを撮ってまで自分の滑りを研究しなくてもいいんだっけ。
- 昼飯も食わずに滑りつづけて、最後の一本で・・・ヤッテシマイマシタ。滑走面ガーリガーリ。
- 全く気付きませんでした。左ターンの導入時に「ゴリ」という音は聞いたのですが、左スキーのインエッジ側が見るも無残な姿となってしまいました。
- ショックを受けながら終了とした。ついでに板の雪をエアーガンで飛ばしているときにも素でこけてしまいました。
翌日、ショックがひどくて会社を休み、サンワに板を持っていくと「これはひどい」とか「今年の一等賞」とかいろいろ言われてしまいました。どうやら保険で直りそうですが、心の傷は治りそうも有りません。
2001年3月31日~4月1日
長野県 白馬八方尾根・白馬岩岳
またまたやってきました白馬&アコースティックです。
よく考えたら今シーズンのほとんどが八方もしくは岩岳なんですよ。まさに白馬に住んでいるといっても過言ではない状態です。
お題:雪面を捉え続けろ
3月31日
八方尾根
天候:雪
- 季節はずれの大雪で、早めにアコースティックについて寝てから滑ろうと考えたが甘かった。滋賀県からずっと雪で中央道はチェーンがないと全く通れない状態・・・バンパーの取れたバスやあさっての方向を向いているミニバン・・・
- 数々の障害を乗り越えてアコースティックについたのが9時過ぎ・・・10時間かかったよ、全く。
- ほとんどの道中の運転は私がしているので体が完全にお休みモードになってしまい、ゲレンデについたのが11時ぐらいになってしまいました。
- 大雪のせいで、 とても4月とは思えないゲレンデ状態でした。というか固まった雪の上からさらさらのパウダーがうっすら乗った状態なので荷重をかけると横にさらさらと流れてしまって全く滑りになりませんでした。オーナー曰く、「雪質のせいにしない」。ごもっともです。
- 少し滑って昼飯にする。当然昼寝1時間付です。
- リフレッシュすると少しは滑れるようになりました。このころになると雪も踏み固められてギャップこそあれまだ滑りやすくなりました。
- スカイラインでショートターンの練習みたいなものをやってみる。斜度はさすがにきついのでスピードがどんどん出て怖いの何の・・・
- このころのショートは「止めるエッジング」なのでターン後半に非常に強い反動を食らって大変でした。
- そのあと余り乗り気ではないけれどもビデオ撮影大会となりました。当然お見せ出来ません。酷いもんです。
- ロングの撮影中に大転倒をしてしまう始末・・・悲劇です。
- ダメなものはダメだと開き直っても出来ないものは出来ません。酷い滑りばかりでどうにもなりません。
- 精神的に砕かれて初日は終了としました。
その夜、オーナーに滑りを見てもらって、
「69点だな・・・」
「1級は遠いよ・・・」
「へたくそ!!」
「SAJのステッカーあげたいんだけどなぁ・・・」
との叱咤激励をいただきました。そこまで親身になって指導していただけるとは・・・がんばらなくては・・・(一部フィクションあり)
そのときの注意点は、
「クロスオーバー時に体の移動方向が違うから次のターンの捕らえが遅い」
という結論でしたが、正しいクロスオーバーを行うには
「ターンをきっちりと仕上げる」
ことが必要となるということです。いまいち感覚として身についていないのでピンと来ませんでした。
あと、ショートは「ウェーデルン」であって「ショートターン」になっていないとのことです。
とりあえず明日やってみようということでアコースティックの夜は更けていきました。
4月1日
白馬岩岳
天候:雪のち晴れ
- 雪が降っています。4月なのに・・・
- 中村さんが初めてなので岩岳観光から始めました。
- 雪質は2月末の八方よりよい状態でした。さすがに下はグサグサでしたが、山頂付近は全く問題無しです。
- 観光中も、昨日のトークを思い出しながらターンをきっちり仕上げて体はターン内側、スキーは外にいくようにやってみました。
- 慣れてないから内側にこけそうになるし、スキーだけあっちに行っているようで怖かったのですが、上手くいくと確実にスキーを早く踏めるようになった気がします。
- 観光を終えて、昼飯後、カモシカを3本ほど滑ってから撮影大会となる。
- まずは大回りから・・・一本目はスピードもなく全くお見せできませんが、2本目は自分では少しはまともだと思うので見てください。本人はミドルのつもりでしたが撮影後どうしてもロングターンにしか見えないのが悲しいところです ⇒ iwatake-middle.rm(564,154Byte)
- なにせ出動時間が遅かったので、次は日陰に向かうところでショートの撮影をしました。すでに15時は回っていたはずです。スタートして4~5ターンは止めるエッジングになってしまい非常に怖かったのですが、途中から滑らすエッジングになったと思います ⇒ iwatake-short.rm(201,525Byte)
- 映像が有ると余り言い訳もできないし、一目瞭然なのでこれ以上恥の上塗りは止め・・・一緒かな?今更。
- 最後にコブを堪能して滑走終了とする。かなりの距離のコブをノンストップで降りることが出来ました。こんな経験は初めてです。
4月なのにかなりよい雪でこれが今シーズンの粉雪の最後となりました。練習ばっかりしているのに楽しかったのはなぜ?練習しているのが気持ち良いのはなぜ?
あ・た・ま・が・ま・ひ・し・て・き・た・の・か・な・ぁ?